
資金繰りが厳しい企業は得てして“どんぶり勘定”をしています。これは私が500社以上の中小企業を見てきた経験から、明らかな事実です。では“どんぶり勘定”をしている企業にはどのような特徴があるのでしょうか。
逆に上記のことをしっかり行っていれば、資金繰りに困ることもなくなるわけです。また、6か月~1年先までの資金繰りを予想しながら、常に計画と実績を見比べる習慣をつけることが大切になります。
資金不足が「いつ、いくら、どのくらいの間、なぜ起こるのか」を知るために、資金繰り表の重要性を理解して、早め早めの対策をとってゆきましょう。
資金繰りとは切っても切れない関係にある「銀行借入」。銀行は、融資先の企業の資金繰りに最も関心を寄せています。当然ながらひと目で資金繰りの状況を把握できる「資金繰り表」を提出する企業を評価します。
「売上入金と仕入支払のズレにより、この時期にこれだけの資金が不足します。よってその時期の○か月前にこれだけの資金を確保したいので、融資をお考えください」と説明できれば、説得力は充分です。
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資金計画には資金繰り表の作成が不可欠。しかし資金繰り表にこだわるあまり、時間を膨大に浪費してしまったり、面倒になって途中でやめてしまったりすることが多いようです。
資金繰り表の作り方をこと細かに解説している書籍も多いので、それを見て気負ってしまう方も多いことでしょう。
そもそも資金繰り表は経営管理資料であり、経営者にとって使いやすいものがベストです。また銀行へ提出することも考慮して、誰にとっても分かりやすくシンプルであるべきです。
もちろんデタラメでは困りますが、完璧に作ろうとする必要はなく、むしろ大雑把で構いません。数値も1,000~10,000円単位で充分です。
予定資金繰り表の作成にあたって資金計画を立てることは必須。しかし将来の売上や経費を完璧に予測できるわけがありませんので、見込み値で構いません。1つの指標程度として考えておきましょう。
大事なことは最後まで作り終えることです。資金計画は時とともに変化するものであり、都度修正して資金調達の準備ができれば良いのです。
売上目標に対してどのような結果になるか、数パターンの資金計画を作成し、資金繰りのシミュレーションを行いましょう。これは、今後の資金繰りをスムーズに行うための秘訣です。
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資金計画は見込み値で構いません。ただ1つだけ留意してもらいたいポイントがあります。それは「最悪の事態」を想定しておくことです。そもそも予定資金繰り表は、将来の資金繰り対策に活用するものですから、将来の業績が悪くなると想定して早期に対策を立てられるものでなければなりせん。
経営数値は見込み値で良いが、厳し目にみておく。そして「最悪の事態」を想定しておくことが重要である。


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